スプレッド取引とは
スプレッド(Spread)とは「広がり」や「幅」といった意味があります。その名のとおり、スプレッドとしてレートに追加の「レンジ幅」がつく取引方法です。
上記画像の左側が通常のハイローバイナリーオプションで、右がスプレッドハイローです。(実際の取引画面ではHIGH、LOW、Spreadといった表記や色分けはありません)
スプレッド取引のルールは通常のバイナリーオプションと同じですが、レートが「Spread」と書かれたレンジ内にある状態で満期時刻になると負けになります。つまりレンジ幅がある分、難しい取引なのです。
わざわざ難しい取引をやるメリットは?
スプレッド取引はレンジ内負けのルールが追加されるため難易度が高いのですが、反面ペイアウト率が高いという大きな利点があります。通常のバイナリーオプションでは1.8倍前後が標準的ですが、スプレッドの場合は2倍固定が標準となっています。
このとおり、同じ銘柄でも通常取引のペイアウトは1.85倍、スプレッドは2倍になっていますね。スプレッド取引はリスキーなのは間違いないのですが、その分のリターンが見込めるので、専用の手法を考える価値は十分あります。
スプレッド取引で勝つには?
ペイアウトが2倍ということは、単純に勝率だけ考えると50%以上を維持すれば損することはありません。ペイアウト1.8倍前後だと、実際にどの程度勝てばいいのかイメージしづらいですね。1.85倍だと2倍と大差ないのですが、1.7倍くらいだと、かなり金額に差がでてきます。最低でも勝率60%は維持しないと、赤字になってしまいます。
スプレッド取引で勝つ方法は、実は通常のバイナリーオプション攻略と同じです。つまりトレンド順張りや逆張りが普通に通用します。
勝ち方・考え方は同じなのですが、より慎重に、よく分析する必要があります。ローソク足を表示できるテクニカルチャートを用意し、長期的なレート変動や、経済指標もチェックしましょう。
テクニカルチャートを表示すれば、業者のプラットフォームチャートよりも長い期間の相場変動を見ることができます。現在のレートが平均から見て高いのか?どちらに動きやすい状態か?これを知るだけでも有利です!