RSIとは何か?
RSI(Relative Strength Index)は、オシレーター系テクニカルの代表的な指標で、相場の「買われすぎ・売られすぎ」を見ることができます。つまり相場の上がりすぎ・下がりすぎを表しており、レートの反転を利用した逆張りに威力を発揮します。
RSIを表示する
YバイナリーのテクニカルチャートにもRSIがあるので表示してみましょう。
RSIはチャート画面の下部に別枠で表示されます。RSIは赤と緑のヒストグラム(棒グラフ)で表されています。黄色の折れ線グラフは単純移動平均線(標準的な移動平均線)です。
RSIの設定を変更する
上記画像の個所をクリックすると……
RSIの設定画面が表示されます。PeriodはRSIのデータを取得する期間の長さで、Ma periodは移動平均線(Moving Average)の期間のことです。数値を高くするほどグラフの反応がなだらかになり、低くすると相場変動に対し敏感になります。これは高すぎても低すぎてもいけません。
Style(スタイル)をクリックすると、RSIの色や線の太さなどを変更できます。RSIはライングラフで表示した方が見やすいので、C-HistogramをLineにしましょう。そのほかの設定は、自分好みに調整していただいて構いません。
ちなみにSMAはSimple Moving Averageの略で、単純移動平均線のことです。
RSIで逆張り
RSIは%で表されており、グラフには30%(赤の点線)、50%(青の点線)、70%(緑の点線)のラインがあります。重要なのは30%と70%で、RSIがこのラインと交差するタイミングがエントリーのシグナルです。ただクロスすればいいのではなく、70%以上から下向きに交差するとLOW、30%以下から上向きに交差したときがHIGHの購入タイミングです。
上記画像でも実際に購入タイミングがでており、RSIが30%・70%ラインと交差したところで相場が動いていることが分かります。
RSIの弱点
RSIは相場の価格自体ではなく、平均値からの動きに反応するようになっているので、長いトレンドが続くと天井(70%以上)や底(30%以下)に張り付いてしまい、役に立たなくなります。変動幅が狭いときも、クロスが起こらず取引ができないでしょう。ほどよく相場が上下する状況が、最もRSIの活躍するときです。