MACDとは何か?
MACD(マックディ)とはMoving Average Convergence/Divergence Trading Method(ムービング・アベレージ・コンバージェンス/ダイバージェンス・トレーディング・メソッド)の略で、移動平均線を発展させたテクニカル分析です。バイナリーオプションでは、2本の移動平均線を使った購入シグナルとして利用されます。
MACDを表示する
Yバイナリーのテクニカルチャートでは、インジケータにMoving Average Convergence Divergenceという名前で入っています。
MACDはチャート画面の下部に別枠で表示されます。青のラインがMACDで、黄色はシグナルラインです。ゼロラインが点線で引かれています。灰色でヒストグラムも表示されていますが、これを使って取引をすることはありません。
ゴールデンクロス、デッドクロスでエントリータイミングを計る
MACDとシグナルラインの交差、およびMACDとゼロラインの交差するタイミングが、バイナリーでのエントリータイミングです。MACDが上昇しつつ交差するのをゴールデンクロス、下降しつつ交差するとデッドクロスと呼びます。
クロスからのポジション購入時の注意点としては、浅い角度でのクロスは信ぴょう性が低いということです。MACDはあくまで移動平均線であり、トレンドの発生していない微妙なレートの変化には対応できません。
MACDの弱点
クロスの注意点にも通じることですが、MACDはいわゆるレンジ相場(レートの変化が少ない相場)には向いていません。相場変動が小さい状態が続くと、MACDとシグナルラインがかなり近くなり、浅いクロスを頻発させてしまうのです。
MACDをシグナルとして利用するときは、相場にある程度のトレンドが見られるときや、変動がある状況だけにしましょう。