負けそうだと思ったら売却機能で損切りすべき

BOでは勝率が大事

バイナリーオプションで利益を出すためには、勝率を一定以上に維持することが必要です。これはつまり、すべての取引で勝つことは不可能という意味でもあります。
勝率100％が不可能ならば、より高い水準でキープする努力と工夫が必要です。これはバイナリーオプションの性質を理解すること、テクニカル分析など各種攻略法を駆使することでカバーできます。

トータルで勝つ

あなたはバイナリーオプションを何のためにやりますか？ギャンブル・ゲーム感覚で、興奮できる遊びと考えている方もいるかもしれませんが、大半の方は「利益をだしたい」「稼ぎたい」と考えているはずです。もちろんBOをどのような感覚でやるかは個人の自由ですから、遊びと思って取引をするのはいっこうにかまいません。しかしやはり、やるからには勝ちたい・儲けたいと考えるはずです。

では、実際に利益を出すにはどうしたらいいか。簡単にいえば、「使った金額より、獲得した金額が上回ればいい」のです。最終的に利益がでれば、過程でどんなに負けていようが問題ありません。

負け方も重要

ここでいう「負け方」とは、見たことのない相場変動や、分析に失敗して負けるといった話ではありません。例えるなら、道端を歩いていて転んだ時に、とっさに片手をついてダメージを最小限にするか、全身に被害を受けるかといった具合です。バイナリーオプションにおいても、負けそうなときに片手をつけるような機能が存在します。それが売却機能です。

売却の実例

14：28にコール（上昇）購入したポジションですが、予想に反して下降し続けています。残り時間も少なく、この変動具合では上昇が見込めません。転んで倒れる未来が濃厚です。
このまま投資額を0にするのでは、トータルでの利益から遠ざかってしまいます。少しでも今回の損額を抑えるために、売却機能を使います。（これを損切りという）

売却のアイコンをクリックすると、確認画面が表示されます。「申し込む」をクリックし、売却を実行します。（2秒以内にクリックしなければ、売却画面が自動で閉じてしまいます）
今回の投資額は500円で、売却価格は44.66円となっています。差し引き約460円の損失ですが、完全に0となるのでは、数十回、数百回という取引のトータルで考えると大きな差が生まれてきます。今回は少額の取引ですが、投資額が増えれば増えるほど、この影響は大きくなります。

売却機能は、サイトによって名前が異なりますので、新しい業者を利用するときはあらかじめ確認しておきましょう。ちなみにHigh Low Australia（ハイローオーストラリア）では「転売」、Ybainary（ワイバイナリー）では「クローズ」という名称になっています。

結局、さきほど投資していた銘柄は、ポジションに達することはありませんでした。全身で被害を受ける前に、片手をついて被害を抑えることができました。

負けることは、利益の面でいえば良いことではありません。しかし負けると分かっていながらそれを補うかどうかで、最終的に勝つか負けるかが決まります。
「たった1回の損失」と軽視しないでください。「少額だからいいや」という考えも危険です。損切りをしないということは、最終的な利益を減らしていると思いましょう。もしくは、トータルで勝つために損切りをするのです。